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IP システムとは

IP システム(Intelligent Preservation System:知的管理システム)は ITRI (Industrial Technology Research Institute:台湾の工業技術研究院)が 15 年を 費やして開発を行った技術で、冷却プレートを採用した独自の知的管理技術で 24時間(必要に応じてそれ以上)、一定の温度で(摂氏マイナス 25 度から 18 度まで設定可能)、運搬物を保存できる革新的な冷却/冷凍管理システムです。現在この分野において 31 の特許を申請しています。

IP システムの導入先分野
IP システムは 2003 年の開発以降、台湾のセブンイレブンやスターバックスなどの食品業界、血液バンクなどの医療分野などですでに利用されていますが、今後は漁業や航空貨物、鮮花、軍事や災害救助活動などの分野でも導入される予定です。 台湾で 35% のマーケットシェアを有する物流の最大手 T-Join Corporation でもアイ・ティー・イーの IP システムが利用されています。



IP システムで使用するフリーザーや運搬用保冷ボックス、冷却プレートなど

IP システムの特徴

− プレートを採用した独自の知的管理技術
− 現在 31 の特許を取得、さらに 2008 年末までに 20 を出願中
− 24 時間またはそれ以上、一定の温度で商品を保存できる
− 各食品に合わせた温度設定と保存が可能(マイナス 28C から 18Cまで)
− 一度の輸送に様々な設定温度の品物を組み合わせて保存、管理できる
− 高性能在庫管理用に RFID (無線 IC タグ) を使用
− IP システムの運搬では通常のトラックが使用できる。冷凍冷蔵用トラックは不要
− ドライアイスを使用して冷却運搬している現行システムの代替となる (IS システムとドライアイスの比較
− 二酸化炭素の排出量および運搬燃料費を大幅に削減できる
− このため設備面 65 %、運用コスト 30〜40% の削減が可能



従来のシステムと比較した IS システムの優れた機能
IP システムでは、生鮮品を配送する際の冷凍冷蔵トラックは不要となり、代わりに一般トラック(冷凍冷蔵車でない)が可能となります。つまり、冷凍冷蔵が必要な商品も常温保存の商品も、一度に同じトラックで運搬できるようになります。このとき商品をマイナス28Cから18Cの任意の設定温度で24時間以上(必要に応じてそれ以上)、保存して運搬できます。
これまでの冷凍冷蔵トラックを使った運搬方法では、生鮮品などを運搬する際の温度保持に専用の断熱材やコンプレッサが必須でした。また、冷凍冷蔵トラックの燃料費は、通常のトラックに比べると約 35% コスト高になっています。一般トラックの使用は環境に配慮するだけでなく、コスト面でも冷凍冷蔵トラックよりおよそ 50% の削減を実現できます。

プレートの仕様